歯周病治療

歯周病とは

歯周病は、歯周病の原因となる細菌が歯ぐきに炎症を起こす感染症です。放置しておくと歯の根元の歯槽骨を溶かし、最悪、歯が抜けてしまいます。

日本では成人の80％以上が罹患しています

歯周病は成人の80％以上がかかっていると言われています。歯周病の症状を訴えて当院に来院される患者さまは全体の4割ほどですが、自覚症状がなく、来院されて初めて歯周病が発見される方を含めると、確かに8割の患者さまが歯周病を抱えています。

歯を失う原因の第一位は歯周病です

日本における歯を失う原因の第一位は歯周病です。また、近年、歯周病は糖尿病や心臓の病気と因果関係があることがわかってきました。これらの疾患をお持ちの方は、日本歯周病学会に認定されている歯科医師のもとでしっかりと治療することが大切です。

歯周病の症状

はじめは自覚症状がありませんが、進行していくと以下のような症状が現れます。

当院における歯周病治療

最先端医療機関と同じ機材・方法を取り入れています

歯周病の検査

1本の歯につき6ヵ所の歯周ポケットを調べています

歯周病治療の基本は、歯1本1本の写真を撮り、歯周病にかかっていないかを綿密に調べていくことです。検査時には、歯と歯ぐきの間の歯周ポケットの深さを測定しますが、一般的な歯科医院では1本の歯につき1ヵ所のみを測定します。しかし、当院では見逃しがないよう、1本の歯につき6ヵ所のポケットの深さを測定しています。

当院の治療の特徴

歯へのダメージを減らす超音波スケーラーを使っています

当院の歯周病治療では、歯石を除去する「超音波スケーラー」という機器を使用します。超音波スケーラーは、歯や歯ぐきへのダメージを従来の10分の1に抑えられることが特徴です。通常は、先のとがったスケーラーでガリガリと削るようにして取り除くため、歯ぐきから出血したり、歯の表面が傷ついたりして、それらが原因でむし歯になってしまう場合もあります。超音波スケーラーは痛みや出血がほとんどなく、歯や歯ぐきにダメージを与えません。1回につき15～30分ほどで歯石を除去することができます。

症状が進んだときの治療

歯周病が進行すると、歯肉が炎症を起こして歯がぐらついてきます。炎症がひどくなった場合は、歯肉を切除する外科的処置をとります。または再生治療をほどこし場合も御座います。しっかりと歯周病治療がほどこされた歯は、補綴処置を行っても長い間歯をもたせていくことが可能です。